役員メッセージ

かつ便りNo.30 ~面白い~

 みなさま 田中かつゑです。先日地方に就職している息子が突然2ヶ月ぶりに帰省したら…猫達覚えていました息子を!私のことは一週間程の海外出張する度に忘れていたのに…。

 みなさまは、慣れ親しんだ物事が好きですか?それとも新しい物事に飛びつくタイプですか?この図はイノベーター理論図ですが、ご自身はどこに位置しているでしょうか?ちなみに解説すると、

  • イノベーター:情報感度が高く新しいものを積極的に導入する好奇心を持った層
  • アーリーアダプター:世間や業界のトレンドに敏感で、常にアンテナを張り情報を収集し、判断する層
  • アーリーマジョリティ:新しいものを採用することに比較的慎重な層
  • レイトマジョリティ:新しい商品やサービスに対して懐疑的な層
  • ラガード:最も保守的な層・新しいものに全く関心がない

 好き嫌いとか興味のあるなしの対象で変化はしますが、大体はご自身を分析できると思います。
 ちなみに私は好きなことに対してはアーリーマジョリティですが興味が持てないとラガードになります。
 但し仕事モードだとアーリーアダプターに変身です。何故か?仕事だから。これ以外の答えはありません。

 仕事は安定と変化の組み合わせです。変化だけだと組織の統一・団結・工夫と改善など今の環境を良くする活動が生まれません。けれどずっと安定だけだと創意・挑戦・明日を創る事が出来なくなります。なので経営者はバランスを取りながら安定と変化を時々において会社に取り入れ、社内外を活性化・浄化しながら、成長していく訳です。

 では技術者であるみなさまは、どんな気質だと仕事の上で有利だと思いますか?そうですね、向き不向きは別にしてもアーリーアダプターの視点・視野は持って欲しいと思います。但し注意して欲しいのは、虫食い状態にならないこと。

 例えば進捗管理にツールを知活用する時、Redmine, Backlog, Jira, Github …… 色々と目移りしますよね。そこであれこれ自分で試すのも良いですが、大元の進捗管理という目的と行動が伴わないと、どんなツール使っても効果は出ません。つまり、Redmineでダメだったから、Jiraでは?みたいな使い方ではツールに振り回されているだけです。自身で使い込んでこそ、他の同等な機能との比較・優位性の検証などが出来るんだと思います。

出典:文部科学省科学技術・学術審議会「世界トップレベルの研究者の養成を目指して」(平成14年7月)を引用の上、一部改変した

 持っていて欲しいのは「専門性」つまり深いスキルと、「汎用性」つまり広いスキルの両方の視点。俗にいうT型人材と呼ばれるスキルセットです。まずは自分の好きな道をとことん極めてみる。そしてそのスキルをもっと伸ばすために、自分が知らない分野のスキルを勉強し、流行の流れに乗ってみる。そんな風にして好きだな、面白いなと思える分野を広げていって欲しいと思うのです。

 面白いなと思える対象が増えれば増えるほど、みなさまのスキルは広く深くなり、どんどん新しい情報が入ってくるようになります。さらに、慣れていくと面白い事を掛け合わせて自分で工夫出来ることが増えてきます。

 せっかくDog Yearと呼ばれる変化の激しい世界に飛び込んだのだから、安定(深いスキル)と変化(新しいスキル)を上手く使いこなし、面白いなぁと思える時間を味わって頂きたいのです。

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