役員メッセージ

かつ便りNo.34 ~慣れているって良いのかな~

 みなさま 田中かつゑです。写真の仔、ご飯とうどんが大好き。毎日炊き立てご飯のお相伴に預かり(ネコ舌なのに)、うどんはすすって(ホントに)食べます。デンプンが好きみたい。キミ、猫だよね?

 生活様式・食べ物・時間の使い方・仕事の進め方等、様々な場面で「慣れている」パターンがあると思います。そして新しい様式に触れた時、喜びと共に迎え入れられる場合は良いんですが拒否してしまう事がありますね。何故なんでしょう。前のパターンと比べてダウングレードしているから?多分違うと思います。ひょっとすると変化自体が自分に合わないと思っていませんか。特に食欲などの生理的欲求や、運動や何かを達成する事、ある程度の継続により初めて効果が認められるものの場合。やってはみるけれど、いつの間にか元の木阿弥いわゆる三日坊主…になっていませんか。ちょっと胸に手を当てて考えてみましょう。

 自分自身で振り返ってみると、新しい習慣で続いているものとその理由は、

  • 日帰り登山:登頂が気持ちいいから
  • ぬか床:美味しいから
  • 保存食作り:後が楽だから

 習慣になりかけたけど…って惜しいのが

  • ジョギング:時間がなくて
  • 禁酒:半年続いたのだけど、一口飲んだら…
  • お裁縫:絶対に向いていない

 見事に自分に気持ちがいい事だけ続いています。正直だわ。

 多分、何かを新しく続けてみようとしたら、単に達成だけでなくご褒美が必要なのだろうと思います。本人がとても喜ぶご褒美が。ちなみに半年間禁酒出来ていた理由は、お医者さんからの脅しでした。このようにマイナスの動機付けもあると思います。さらに「慣れている」<「新しい事の喜び/便利さ/快適さ」が必要なんだと思います。さて、どうしましょう。ここで矛盾が発生してしまいました。この「左辺」小なり「右辺」が成り立つのは、右辺を実感できるまで新しい物事に頑張って挑戦しましょうということで、そんなに上手くいくのかなって感じがします。ご心配はごもっとも。私も同じように思いました。この言葉を知るまでは。

“Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world. Maintain the current situation is just go backwards.”

(ディズニーランドはいつまでも未完成である。この世に創造力があるかぎり成長し続ける。現状維持では退化するばかりである) 

 だれのお言葉は分かりますね、ウォルト・ディズニーさんです。

 慣れは同時に飽き・手抜き・弛緩を生み、悪い事にミス・失敗を誘発します。時に心に傲慢と偏見が巣食うことも否定できません。ディズニーさんはそれらの怖さをよくご存じだったのかもしれません。

 新しい事は勝手が分からず、判断に困る事もあり、匙を投げたくなることもあるでしょう。個人的な趣味や気まぐれなら「や~めた!」で、良いのかもしれません。でもその新しい事が、未来の自分を形作るとしたら、自分のスキルやステップアップだとしたら、今後の健やかな人生の準備だとしたら、少なくとも退化は食い止めたい。まだ見ぬ素晴らしいご褒美を想像し、喜び・便利さ・快適さを見出し、新しいことを習慣づけながら進化する。そんな風に慣れることと進化・変化することを繰り返しながら成長のスパイラルを描けたら素敵だと思います。