役員メッセージ

かつ便りNo.54 ~愛っていいなぁ~

 みなさま 田中かつゑです。二歳で我が家のニャンコ集団に仲間入りした元野良の女の仔。人との触れ合いなんてなかったはずなのに、人のお膝の上、抱っこ、鼻チューが大好き。この人懐こさが過酷な環境でも生き延びた武器だったんでしょうか。ちょっと切ないです。

 先日知人とよもやま話をした時のことです。唐突にその方がニャンコの写真を見せてくれました。なんでも譲渡会でそのニャンコ(姉妹二匹)を見た時に心に稲妻が走り、そのまま家族になったそう。

 「私、犬派だったのに。もうこの仔たちが可愛くてかわいくて、(自分が留守をするとニャンコたちが心配で)旅行も行けないの」とそれは嬉しそうにのろけます。わかります、わかります。私もそうですから。そして、他の人が見たら何の変哲もないフツーのニャンコが、飼い主から見ると「家の仔一番!」に映るのですね。まさに親バカならぬ猫バカです。

 ここまでなら、単なるニャンコ自慢のお話なのですが、続きがありまして、それは…

 その方は、お一人で暮らしていて、お仕事もバリバリこなし、自分磨きも素晴らしく、お会いする度に素敵な方だなと感嘆するのですが、ちょっとしっかりしすぎているというか隙が無いというか、その人を知らない人から見るととっつきにくい印象がある方でした。もちろんお話をしてみれば、気さくで細やかで魅力が溢れている方なのですが、第一印象がそう見えてしまうのです。

 それが、ニャンコ姉妹と一緒に暮らし始めて数ヶ月程経ってお会いしたら、何か違う。どう言ったら良いのでしょう。その方の印象がとても柔らかく映ったのです。不思議に思い、おずおずとお伺いしたら、上記の写真の下りとなったのです。

 その方曰く、

  • 自分を必要としている小さな命(ニャンコ)を大切にしようと思う
  • 自分がニャンコを世話していると思っていたが、ニャンコが自分を元気づけてくれたり、優しい気持ちにさせてくれるのがわかった
  • 自分以外の対象(ニャンコ)の買い物ってすごくワクワクして楽しい
  • ニャンコを思いやる気持ちが、対人関係にも影響している気がする。怒りの沸点が遠くなった。
  • 一緒にベッドに入るとき幸せを感じる

 ああ、それでだったのですね!合点がいきました。私も頷くことばかりです。

 愛情を注ぐ対象が居ると、毎日がとでも充実します。その対象は人でも小動物でも、どんな生き物でもイベントでもその人にとって大事な対象であれば思う気持ちは同じだと思います。そして、その対象に注ぐ愛は波紋のように、自分以外の誰かにも広がっていきます。先ほどニャンコと暮らし始めた方の印象が柔らかく映ったのは、その方が発していた愛情のオーラを私が感じたからでしょう。

 自分を愛するのと同じように、自分以外の誰かを何かを愛する事はとでも素敵だし、自分の幸せを再認識する事かもしれません。私も日中嫌なことがあったとしても、帰宅した時に真っすぐ私の目を見て、「待ってたの~、抱っこなの~、撫でてなの~」と争って甘えてくる8ニャンをとても愛おしく思うと同時に、腹を立てていた自分がどこぞに消えていくのを感じます。キミたちは魔法使いなのかな?とくだらない会話をしながら、今日も8ニャンの愛情を沢山もらい、元気づけて頂く私なのでした。

Aga MaszotaによるPixabayからの画像

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