みなさま 田中かつゑです。頂き物の胡蝶蘭、最後の1輪が落ちました。ほぼ3ヶ月弱、美しい花が心を和ませてくれました。花茎をカットして少しお休みです。また次の春ごろ美しさが戻ってきますので。
3回目のお題は「仕事」と「作業」の違いと心構え、それに伴う行動などについて書いてみます。
業務都合上、お客様先でのお仕事が多い方。契約期間中はお客様や同じ仕事内容の他社の方々とチームで動いているわけですね。その期間が長いほど、「作業=仕事」に心の中までも染まりがちなことに、気が付いていますか?
指示されたことの優先順位が高く、自身の判断が活かされない。作業手順が明確に決められており、逸脱してはいけない。許可を仰がないと、勝手な行動が取れない、などなど。現場で定められたルールはそれぞれ理由があってことなので、自身の都合で勝手に変更することはできないですよね。なので、作業が一日の時間の大半を占めることになると思います。
そのうちに、職人のごとくシステム設計・構築や運用のスキルは上がるけれど、自身で創造することと距離ができてしまう……そんな感じで年月が経っていませんか?
ものすごく勿体ないと思います。せっかくベースの素晴らしいスキルをみなさま持っているんです。
自分の市場価値を上げたい(実入りを増やしたい)、スキルを上げたい、新しい技術に触れたい、挑戦してみたい、今と違った事がしたい……理由は何でもいいんです。ちょっと視点を変えて、「仕事」に挑戦してみませんか?
仕事とは、
- 自分で未来を切り開き成長させてくれるもの
- 新たな発見・驚き・楽しみをもたらしてくれるもの
- チョットだけ苦しいかもしれないもの
- でも、振り返ると「自分ってすごい!」って思えるもの、かな。
勉強と違って仕事に近道みたいな王道はないと思います。
やったことない事は、面倒くさいし腰は重い。
日々の作業から仕事に充てる時間を捻出しなければならない。
自分だけできることは限りがあり、協力を仰がないと。ツライ。
けど、達成した時の喜びは代えがたいものがあるんです、と経験者は断言します。
忙しい毎日だけど、すべての人に平等に与えられている時間を濃く使って、仕事にトライしてみませんか? 身近な所では目的を達成する武器としての資格習得など、どうでしょう。
中堅の方々には会社の未来を創造して欲しいし。(新しいビジネスの企画とか)
スペシャリストの方はギョーカイの有名人になって欲しいし。(OSSコミュニティのメンテナーとか)
ゼネラリストは将来の会社を背負って欲しい。(ロールモデルを設定しましょう。そして技法を真似ましょう)
諦める前に、言い訳考える前に、どうやったらできるかな? どうすればいいのかな? に思考を転換してくれたら、とても嬉しく思います。