みなさま 田中かつゑです。長期休みに飼い主が在宅していると、ニャンコたちは途端に甘えん坊になります。抱っこしてぇ、撫でてぇ、遊んでぇ…エンドレスかと思うとどこかで大の字で寝ています。私は絶対に自宅からのリモートワークは無理だと悟りました。
20代半ばの娘がいます。同時に習い事で親しくなった、娘と同じくらいの年頃の友人もいます。もちろん個人の性格に依存するところはたくさんありますが、環境の違いがあっても個人の考え方で今後の生き方は切り開けるのだなと思ったことを書いてみます。これを読んでみなさまはどのようにお感じになるのでしょうか。
首都圏で生まれ育った娘は便利さを当たり前のように享受しています。
地方から都会に移ってきた友人はコンビニの便利さに感動したそうです。
共学で青春を過ごした娘ですが、今は殆ど女性だけの職場で働いています。
女性だけの学校で過ごした友人は、社会に出た半年間程男性が非常に恐ろしかったそうですが、今は老若男女を問わない職場で働いています。
親が近くにいるにも関わらず、娘は私と言うセーフティーネットから旅立ちました。
一人で上京した友人は、自分自身しか頼れないと自覚し、何でも先回りするようにしています。
自身の年齢と共に自然に独り立ちをした娘。方や自分の確固たる意志と共に1人大地に踏ん張ることを選択した友人。同じ独立の仕方でもベースの心構えが異なるのだなと感じました。
ところがこの環境が異なる2人の共通項もあるのです。(ちなみに2人はお互いの存在すら知りません)
- 食生活:育った(母の)味を自分で再現して生活に取り入れている事
- 規律:自分なりのルールを作り、メリハリを利かせた生活をしていること
- 趣味:自分の興味の対象を自分なりに広げていっている事
そうなんです。育った環境がどうであれ、自分で目標をもって少しずつでも挑戦していくことがあれば、そして出来れば、自分の成長を促すことが出来る。その心構えと実行力が2人ともあるのだなと思うのです。
私はこの2人にエールを送ります。気負わず、しなやかに、ステップアップしていく様が素敵だと思います。同時に2人とも自分で自分の楽しみをちゃんと持っていることが羨ましくも感じます。
もう一つ。生きていくうえで大事な食事。2人が母の味を自分のベースとして生きていてくれること。母親としては嬉しいが溢れてしまいます。きっと友人のお母さまも同じお気持ちになる事と存じます。
若輩者が1人で世の中を渡っていくのは、時には罠にかかり、不快な思いもし、危険と隣り合わせになるやもしれません。けれど、危険に敏感になりつつ、他に流されることなく自分の目標を持ち、一歩一歩着実に歩んで欲しいと思います。その積み重ねと経験・悩み・喜び全てが自分の未来の礎となり、公私問わず次の若輩者へのメンターやロールモデルとなっていきます。
私が20代の頃、人生を教えてくれた逞しい先輩は、今年御年75歳となりますがまだまだ好奇心旺盛です。私とのSNSでも常に新しいネタを探したり、私に教えを請うたりしています。こんな人生の先輩のワクワクを次の世代に私も繋げていきたいと思います。