みなさま 田中かつゑです。この「かつ便り」もそろそろ3桁と回を重ねたので、中休みとして我が家のニャンコたちを順番にご紹介します。まっ、単なる猫バカののろけでございます。10匹もいるので先が長いです。
No.1 そうちゃん(男の子)
2013年の晩秋に野良猫の保護活動をされていらっしゃる方から譲り受けました。生後3ヶ月弱。後にご紹介するNo.2 るいちゃん、No.3 ああちゃん、No.4 へいたと一緒に捨てられていたそうです。
「おかあしゃん、ボクのキャットフードがないの。隣のへいたがボクのを食べちゃったの。ボク、お代わりが欲しいの…ください…」
(他の仔に取られて空っぽになったお皿をじっと見つめてお代わりを待っています。いじましい。)
「おかあしゃん、何してんの?うどん?うどん茹でてるの?ボク好き!ちょうだい、ちょうだい!!!」
(うどん(乾麺)を取り出すと、どこにいても飛んできます。茹でている最中、彼のお鼻はピクピク動いています。茹で上がったうどんを水で締めているとザルに頭を突っ込んできます。仕方がないので長いままのうどんを2本ほどあげるのですが、器用に食べます。あっ素麺も好きです。)
「おかあしゃん、抱っこ?わあい。……あれ?ボクの爪切ったの?」
(何をされているのか、理解していないようです。この仔の爪切りはとても楽です。)
「ボクの毛さわんないでよっ!」
(彼はブラッシングされるのがとても嫌いで、すぐに逃げます。足の裏の長い毛も切らせてもらえず、時々フローリングをスケートしています。ブラッシングをしつこく続けると、私の腕をぶっとい四肢でがっぷりと羽交い絞めにし、思い切り猫キックされます。痛いです…)
「あっ、お米の匂いがする。わあい。アチッ!」
(土鍋でご飯を炊いているので、美味しそうな湯気が部屋に漂います。彼はご飯も好きなので、匂いの元に向かってフンフンフンと…そりゃあ、熱いでしょう。ちょっと待ちなさいね。冷ましてから少しご相伴ね。)
「ボクね、お腹が痛いみたいなの。おトイレ何回も行くの…」
(あのぉ、おしりの毛の周りが汚れております。うん、抱っこしながらそこの毛を切りましょうね。)
「ボクね、お行儀良いからお水は手ですくって飲むんだよ。エッヘン。」
(飲み水用のボールにボチャンと手を入れ、舐めてからペペペとその手を振ります。すみません…床が濡れるのですが…)
「あっ、知らない人だ、怖い、隠れるの。……で、誰?仲良し?」
(お客様がいらっしゃると、最初は当然隠れます。なのに5分も経たないうちに、のそっと現れます。まん丸おめめでジッとお客様を見つめています。)
「あっ、ドアが開いている。わーい!行く~。…おかあしゃん、何故来てくれないの?来てよ~寂しいよ~」
(我が家では猫のテリトリを決めていて、寝室など猫に来てほしくない部屋のドアは閉めています。時々ドアが開けっぱなしになっていると彼は喜び勇んで飛び出すのですが、どうも捕まえに来て欲しいみたいなのですね。私が、彼が居なくなったことに気が付かないで時間が経つと、叫びながら呼びに来ます。)
のんびり、おっとり。気は優しくて力持ち。という【そうちゃん】でした。