みなさま 田中かつゑです。私、ドイツビールがとても好きなんですが、カロリーを全然考えていませんでした。原材料は、麦、ですものね。飲み過ぎれば…太りますよね……
今回は緊張とあがる(平静でいられない!)の違いと、どうしたらあがらなくなるのかについて書いてみます。
みなさまは人前で話すことは得意ですか? 対面、多人数、発表と人前でお話をする場面は様々ですがあがります?
もしかすると、対面なら大丈夫なのに、大勢の人の前だとダメとか、趣味の話だったら平気だけど、仕事や与えられたテーマに則ての発表がダメだという方もいらっしゃるのでは?
それ、答えは簡単です。あがる理由はたった2つ。
- 話す内容に自信がない
- 練習不足
このどちらかしかありません。
考えてみましょう。お友達や気心の知れた方とお話するときはあがらないでしょう? その人を良く知っているという理由のほかに、お話する内容がご自身に興味のあることや面白いことだから、そして飾らなくていいから(会話の練習をしなくても大丈夫だから)に他なりません。
ところが、同じ内容をお話しするにしても、ひな壇の上で、観客がずらっとあなたに注目していたとしたらいかがでしょう。頭の中が真っ白になりませんか?お話しする練習なんてしていませんものね。
たとえ自信のある内容を話すとしても、練習をしていないと大勢の観客の前では結構あがりますよね。
では、私をはじめとする講演者はどうなんでしょう。実はある程度緊張はしますが、あがるということはほぼありません。何故か。答えは簡単です。数限りない場数を踏んでいることで、否応なしに練習を積み重ねてきた結果となっているから。そして、お話する内容もTPOでパターンが決まっているからなんです。
1.の自信も2.の練習も経験値で乗り越えた感ありですね。経験は人を図太くします。
そんな私も過去、「これは練習しないと絶対にアガルな・・・」とヒシヒシ感じた場面があります。
それがこれ→ https://www.youtube.com/watch?v=dgPMvdfZdv4
英語のセッションだったんですね……会場がワシントンD.C。周りは当たり前だけど日本人じゃない人だらけ。私完全にAWAYですよ。めっちゃキンチョー、っていうよりアガル……
なので練習しました。それはもう。相手方のMichele Mirrorにお付き合いいただき、通しで50回以上。飛行機おりてからずっとリハ。床に着いたのはセッションの4時間前。しかもウトウトしたら、もう起床時間。必死で乗り切りました。でも、これでもかって位練習したお陰で、緊張はしていましたがあがらず、セッションは大成功。ステージを降りたら、大勢の方々に、”Fantastic“ ”Amazing“ “Terrific” “Excellent”とお褒めの言葉を頂き、とても安堵したのを覚えています。
偉い人だから何でも大丈夫とか、私が図太そうに見えるから大丈夫、というのは半分当たってます。けれど、それは上に立つ立場を背負った私たちが、人知れず努力と心の中の戦いをしている結果だということも、半分あるんです。
自信がないことをやりきるには練習と繰り返ししかありません。誰も助けてくれません。けど、時には投げ出しそうになり、時にはうんざりしながらも、あきらめず頑張ったそのことは、決して自分を裏切りません。SUSEから記念に頂いたカメレオン!のブローチは私の宝物です。頑張った記念かな(youtube見てね)。