みなさま 田中かつゑです。健康診断の結果、肝臓値が異常になった仔がいます。2ヶ月程投薬治療をすることになったのですが、当然ニャンコは錠剤なんて飲んでくれません。そのため毎朝のルーティンに「錠剤を砕いてその仔用お皿のウェットフードに混ぜ、彼がそれを完食してからドライフードを与える」が加わりました。良くなって欲しいな…（その仔、見た目はすごい元気です。）
今年「還暦」を迎えます。
”Kanreki” is a celebration of 60 years old. Since the uniquely Japanese way of counting years completes every 60 years, it came to be called “returning to the original calendar = 60th birthday.”
There is a custom that the person who reached their 60th birthday wears a red Japanese vest (padded sleeveless kimono jacket) called “aka-i-chanchanko.”
“Return to baby” → “baby”(we call a baby “aka-chan” and “aka” means red.) → “red chanchanko.”
これを機に今まで積み重ねてきた人生を振り返りながら少しずつ身軽になって行き、また新しい自分を形作っていきたいと思います。
まず仕事についてですが、定年という概念を取り払いたいと思っています。但しこれは、自分が属している会社や団体にいつまでも所属しているという意味ではありません。「仕事という冠を活用しながら社会と繋がり続けたい」と言えば雰囲気が伝わりますでしょうか。この仕事はもちろんボランティアやNPOではなく、労働に対する対価を伴うものです。お金の大小ではなく、自分の行いが世間様に認められて、その証としてお金を得るという志を忘れたくないためです。
次に健康寿命を延ばすこと。今日本人の女性は健康寿命+約12年＝平均寿命とのこと。(健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を言うそうです。)
逆を言えば閻魔大王様にお会いするまで12年もQOLが低下した状態が続くことが予想されると統計が言っています。自分の身体が不自由になるという事は自分の身内や周りの方々にもご迷惑をお掛けする確率が高くなるということなので、出来れば避けたい。よく食べて、運動して、考えて、毎日笑う。ますます日々の積み重ねが重要になってきますね。（余談ですが、お休みの日に庭の雑草抜きをした所、腰が痛くなりました。普段使わない筋肉はしっかりと衰えますね。反省です。）
最後に外の世界と繋がる趣味を持つこと。先日久しぶりに会った娘から言われました。「かあさん、旅行でも行って来たら？一週間くらいなら私がかあさんの家に泊まりに行って、猫の面倒は見てあげるから。」と。訳を聞くと、彼女は私が仕事と家事以外の世界を持っていないと解釈して、心配の余り提案してくれたのだそう。そうですよね。では、行ってきます！とはなりませんが、内に籠るのではなく、外にアンテナを立てられるような趣味・関心事を見つけたいと思います。
気力・体力共に若い頃のような無茶は効かず、心なしか頭の回転も鈍ったような感じもします。ただ、若い頃には無い経験値と物事を俯瞰し、予測を立てられる思慮は養われていると思っています。加えて、新しいことを面白がって挑戦する機知があれば、鬼に金棒ではありませんか。
赤ちゃんのようなあどけない笑顔とまっさらな心構えで過去の60年を覆い隠し、また面白く生きていきます。