みなさま 田中かつゑです。我が家を別荘と位置付けているであろう野良ニャンコがいます。とても警戒心が強いので、お家の仔にはできず。仕方がないので、サンルームにご飯+お水+〇ュール+トイレ+クッションを用意して、来た時にくつろいでもらえるようにしています。ああ、切ない…
3Dと3S。何のことでしょう。検索エンジンですぐにわかります。
- 3D = でも、だって、どうせ = Negative words
- 3S = すごい、さすが、すばらしい = Positive words
そして、これらの説明の後には判を押したように、ネガティブな返答や考え方を止めて、ポジティブ思考になりましょう。と結ばれています。で、そう言われたら人間の思考は変化するのでしょうか。
…かなり難しいと思います。人の思考パターンは元々の性格・経験値・外界からの情報など、その人にとっての様々な結果の積み重ねであるため、目から鱗なんて機会はそうそう無いからです。また、たとえその人が3Sを身に付けようとしても、3Dになってしまう本当の理由をご自身で理解・自省しないと付け焼刃になってしまいがち。心の中が自己矛盾に満ちますね。
なので、ご自身が3D傾向にあり、ネガティブな自分を変えたいと思っているならば、是非ご自分の心の奥と対話することをお勧めします。例えば…
- 小さかったご自分に影響力のある誰か(親・先生・尊敬していた人・親友など心許した人)にご自身を否定されたことはなかったか
- 失敗した時に咎められたり、失敗したことそのものを怒られたりしなかったか
- 褒めて欲しい場面で褒められたい人に無視されたり、褒められないなどの場面はなかったか
あるいは、こんなことはどうですか?
- 小さい頃、親を含む目上の人に殆ど叱られた経験がない
- 親がいつも先回りして自分がすべき苦労を取り除いてしまう
自分を肯定できるのは、努力という裏打ちと頑張った自覚があり、それを周りの人も認めてくれたときだと思います。なので、否定された、あるいは経験値が低い状態のまま大人になると、「自信が無い」が前面に出て来てしまいます。結果3Dを枕詞に使うことで、自分を守ろうとするのですね。
心当たりがある方、決してご自分を責めないでください。ご自分を守るのは当然のことです。さらに、「自信」はそうそう簡単に芽生えるものじゃありません。私もそうでした。自信よりも不安、恐れの方が強く、失敗することを極端に恐れていた時もあります。
そんな過去を持つ私が、自分を変えたいと思っているあなたに贈ることが出来るのは、
「ご自分を精一杯愛してあげてください。」
心地よい時間・場所・考え方・人間関係を自ら選んでくださいね。あなたを傷つける人からは一目散に逃げましょう。(あなたを傷つける人はあなたを大事にしてくれません。)
そして愛する自分が本当にやりたい事、努力したい事を見つけて欲しいです。
好き・努力ができるようになったあなたは、自然に3S思考となっているはず。だって心地よいでしょう。
ご自分を怖い環境から守らなくても良いのですから。
そんなあなたは本当にすごくて、さすがで、素晴らしいですよ。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像