みなさま 田中かつゑです。初夏から夏までのニャンコのお着換え(冬用のアンダーコートが抜けるのです)は暴力的です。なんせ、9匹分。我が家の掃除機が数年でダメになる理由の大きな一つがこれなんですね。きっと。
プライベートで5,6人の集まりに参加すると様々な方に出会います。仕事と違ってその場限りや、表面上のにこやかさが主となるお食事会や習い事などの場なのですが、ごくまれに、キツイなぁと感じる方がいらっしゃいます。例えば、
- 会話泥棒:どんな話題でも自分が主人公の話にヘアピンカーブする方
- 嫌なことあったの?:「XXさんはいいなぁ、私なんて・・・」とお返事に困る語りになる方
- マシンガン:トークも中身も。ご自分のやり方や考えを頑なに教えて下さる方
これらの方々は承認欲求がとても強いのでは?と感じます。ご自分を語り続ける方、卑下しながら「そんなことないよ」という持ち上げを待っている方、ご自分の存在アピールが半端じゃない方…
このような方と一緒にいると、初めは良いのですが徐々に疲れてきます。相手の方のペースにとことん合わせきれないというのもあるのですが、何と言っても「会話のキャッチボールにならない」のが大きいのでは?と思います。平たく言うと、お仕着せの意見ばかり聞いているのに飽きてくるのです。
では、私自身がプライベートで会話しているお相手のことを常に考えて、楽しんでいただけるよう気を配っているか?なのですが、こんな風にしています。
- お話好きな方:聞き手に回る。但しその方の独壇場にならぬ様、他の方にもお話を促す。
- 寡黙な方:少しだけ自分のことを話したのち、「いかがですか」と相手にボールを渡す。
その場にいらっしゃる方々全員が口を開けるようにちょっとだけ尽力します。
そうすることで上記の承認欲求が強い方もある程度ご自身のお話が出来、いつも聞き手の方もご自分のことを話せるチャンスが回ってきます。
ここまでお読みになった方は、プライベートで何故そんなに気を使うの?と思うかもしれません。どうせ、浅い付き合いなんだし、そこまで気を使わなくても…と。
でも、実はこれ、仕事のためなのです。元々私はスモールトークが苦手で、話題選びや会話の運びにとても苦労していました。そこで、プライベートの場を使って何とかしようと考えたのがきっかけです。そして、会話に当たって意識したことが、以下の2点です。
- 相手に出来るだけ話していただく
- 複数人の場合みなさまにお話をしていただく
何故かというと、人は自分の事に一番関心があるからです。なので、その方がご自分のことをお話されている時、興味の中心はどこにあるのか、趣味は何か、好き嫌いは、琴線は、などをじっと観察しながら注意深く聞くようにしています。
この時、冒頭の3パターンのようなお話し振りだと、内容が飛んだり、延々と終わらなかったり、主題が分からなくなったりしてしまうので、聞いている私自身が混乱してきてしまい、結局よくわからなくなってしまうのです…
お話をされる方が喜んでご自身のことを語ってくれ、私はその方のことがちょっぴり深く知れる。そうなると、次回以降も会話のキャッチボールがスムーズにできるようになります。よく、話し上手は聞き上手といいますが、聞き上手の方が得をしている様に感じます。だって、自分が未知である沢山の情報が入ってくるのですもん。それに対して、お話ばかりの方は情報を出しているのが主。枯渇しませんか…???
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