みなさま 田中かつゑです。暑い夏は液体ニャンコが並びます。で、発見。やはりというか、女の子のニャンの方が液体度(?)が高いです。柔らかいんですね。その柔らかいお腹にモフモフすると、汗でべたついた私の顔にニャンコ毛が…沢山…
思い返すと思春期の頃、ダイエットが流行りました。丁度私が住んでいた田舎にも、某ハンバーガーチェーンが到来したこともあり、「痩せたいねぇ」と言いながらポテトをパクパク食べていたのを思い出します。それから早うん十年。今は、加齢と付き合いつつ、少しでも健康寿命を延ばすことが目標となりました。ところが、この「健康」がとても曲者の様に思われます。
例えば、米国ブレスロー教授の7つの健康習慣とマーセラ博士のストレス対処法はこんな風です。
健康習慣 | ストレス対処法 | |
1 | 喫煙をしない | 日々の生活を整える |
2 | 定期的に運動をする | 前向き、建設的に考える |
3 | 飲酒は適量を守るか、しない | すべきことを後回しにしない |
4 | 1日7~8時間の睡眠 | 祈り、反省の時間を持つ |
5 | 適正体重の維持 | 適度の栄養、運動、睡眠 |
6 | 朝食を食べる | 地域のグループで交流する |
7 | 間食をしない | ― |
正直感想は…肩パット5枚のスレンダースーツ着て、9センチハイヒール履く位しんどいなぁ、でした。
私が天邪鬼なのかもしれませんが、息抜き・ちょっといい加減、なんて要素が無く、キチキチとべき論だけで済まされているような印象で、辛いなぁと思ってしまったのです。
もちろん暴飲暴食運動不足夜更かしネガティブが良いとは思いませんし、そのような生活もしていません。ただ、健康維持という大義名分のために我慢が過ぎて、楽しみや羽目を外すことが禁止事項になってしまったら本末転倒じゃないかなと思うのです。
そんな時思い出したのが、2型糖尿病の友人。彼女は元々遺伝的にインスリンが出にくい家系だそうです。そして食生活には気を付けてはいるのですが、壮年になってとうとう発症してしまったとのこと。で、彼女は無類の甘いもの好き。どうしたと思いますか? 何と彼女、登山を始めたのです。とっておきの羊羹を携えて。食後に運動をすると、血糖値が上がらないことを利用した、彼女なりの甘いものの楽しみ方です。登山前と下山前に至福の思いで羊羹を頂くのだそう。山に登れない日は常温で携帯できる美味しい甘いものをせっせと用意して、休日に思いを馳せるのだとか。素敵だと思います。
さらに副産物として、こんな良いことがあったそうです。
- 定期的に運動をする習慣がついたことで、身体に筋肉が付き、体力が向上
- 登山には早起きがセットになるので、お酒を飲む量が減り早寝になった
- 山でとっても美味しいお菓子を頂くので、甘いものを我慢しているストレスから解放された
「やらねばならぬ」より「やりたい」の方が、楽しくて長く続き、身体と心の両方に良いことだと思います。私にとっての健康は、楽しい嬉しいがセットになっていることが必要みたいです。時々味わえるハレの日を心から喜び身体いっぱいに味わうため、ケの日をその準備と捉える。そんな風に自分自身を健やかに保てるよう、今日も玄米と野菜の煮物、お魚を美味しくいただきます。