役員メッセージ

かつ便りNo.93 ~何故仕事では出来ることを家庭では出来ないんだっけ~

 

 みなさま 田中かつゑです。夏のニャンコ。寝姿は仰向けで大股開きです。何となく、あられもないお姿に見えてしまい、そっとタオルを掛けてあげたくなりますが、きっと振り落とされます。当ニャンにとっては、あの姿勢がサーモスタット代わりなんでしょうね。

 これは、甘えから来ているのか、尊厳の問題か、そもそもその人自身の性格なのか私にはわかりません。ただ受け止める側にとっては理不尽この上ない事だと思いますので、ひょっとすると私も無意識にやっているのではないかとの自戒を込めてご紹介します。

 組織の中で恒常的に仕事の成果を上げようと試みた場合、以下が不可欠だと考えます。

1.上司側が部下に対して実施する事

  • 部下の特性を引き出し、各人の得意分野を伸ばす
  • 早期にアラームに気づくアンテナを持つ
  • Aプランのみならず、B・Cプランを仕込んでおく(リスクヘッジをしておく)
  • 部下の心身状態に気を配りパフォーマンスを発揮させる
  • こまめな報連相

2.部下が上司に対して実施する事

  • 上司の考え方を尊重し、期待の少し上を目指す
  • アラームは早めに報告し、自分なりの打開策と共に相談する
  • 自分だけの判断で決定事項を覆さない
  • チームメンバ相互に心身に気を配る
  • こまめな報連相

 どれも基本は「相手を思いやり、かつ自分も大事にする」に尽きます。人で構成されている組織は、一人一人のパフォーマンスが相乗効果を生むからです。

 さて、上記に準じることを毎日訓練しているであろう方に質問です。それ、家庭でも実行していますか?もちろん?そうですよね。家庭は一番小さい、そしてあなたにとって大事な組織なのですから、上司・部下の位置づけが存在していなくとも、相手に対する思いやりとそれを実行に移すことは積極的にやっているんですよね。当たり前のことだと思います。

 話は変わりますが、先日専業主婦の友人とお話をした時にこんな愚痴を聞きました。「私の夫は会社では偉い人みたいなのだが、家では縦のものを横にもしない。言えばやってくれるのだが、全て指示待ちクンなので、私が逐一何かお願いするのに疲れる。」 彼女を改めて見ると、かなりやつれていて、長年の疲れが澱の様に溜まっている様にも見えます。不謹慎ではありますが、彼女に何かあった時、真っ先に困り、生活が成り立たないのは『私の夫』なのでは?

 また別の話になりますが、既婚の男性(おそらく50代の方)が、「俺、料理できないから。」との賜ったのを聞いたことがあります。これはどのように解釈したら良いのでしょうか。訓練したけど才能が無かったのか、そもそもやったことがないのか、やる気がないのか、自分以外の誰かがやるべきと信じているのか。私の疑問は次の彼の言葉で混乱に変わりました。「女房(死語?)のメシが美味しくないんだよね。なのでコンビニで調達しているんだ。」 えと…彼は健康診断で肝機能・糖代謝・脂質代謝・尿酸…など黄色信号なのですが…

 家族、特にパートナーは家族という組織内のかけがえのない仲間です。大切に。思いやりと行動を。