テクニカル

忙しさの原因

私は仕事のタスクが大量に並んでも、そんなに忙しさを感じません。
しかし、時間に追われると忙しさを感じます。
おそらく、自分でタイムマネジメントができる範囲なら、焦る必要もなく淡々と仕事を進めれば良いから、忙しいとは思わないのでしょう。

では、何故、時間に追われると忙しさ感じるのでしょうか?
冷静にその時の自分の気持ちを振り返ってみると、以下の2点が理由としては挙げられることがわかりました。

①逼迫感
 時間に追われると、作業を急がないとならない。
 自分のペースよりも急いで進めないと間に合わないかもしれないという焦り

②失敗への恐れ
 急ぐことで、作業の質が下がり、タイプミスなどの単純ミスをしやすい。
 これらミスが原因となり、やり直しとなれば大変だ。という、不安な気持ち

以上は、あくまでも私自身の分析ですので、学術的にどうなのかなどはわかりませんし、人によって忙しさを感じる条件は異なるのだと思います。

さて、このブログで忙しさを取り上げたのは、これまでの私の経験では「忙しい」と人が感じると「作業ミスを起こす割合が上がる」と感じているからです。
忙しい時には、恐らく注意力が行き届かなくなるのでは無いでしょうか?
という事は、品質向上(問題作り込みの抑止)のためには、「忙しいと感じる時間を短くすること」が有効であり、その対策(忙しいと感じない工夫)は、人によって異なるということなのかもしれません。

ぜひ一度、「自分はどのような条件で忙しいと感じるのか」の自己分析をお勧めします。その条件を極力避けることができれば、品質向上に繋がる可能性がありますので。