役員メッセージ ちょっと苦しい時に読んでみて

かつ便りNo.31 ~どうしようもない時~

 みなさま 田中かつゑです。猫って、なぜ入れ物の中にすっぽりと隙間なく入っていることが多いのでしょう?「猫は液体である」説は本当なのですね。

 仕事していて自分ヤバい…と感じたことはありますか。失敗したとかではなく、例えば、

  • 自分に出来ないことを要求されているのに出来ますと引き受けてしまう。あるいは断れない
  • 休みの日も仕事しなくっちゃみたいな追われた気持ちになる
  • 生産性が低下している。残業しているのに仕事が一向に終わらない

多分それに伴って、元気も少しずつ無くなってきたような、何を見ても感動しないような…
でも、打開できない。どうしようもない…休んでなんかいられないし。

 そうですね、いっぱいいっぱいなんですね、もう。そんな時はどうしたら良いんでしょうね。

 実は答えは結構逆説的だったりします。堂々とお休みすること。頑張っている自分をちゃんと褒めてあげること。そして信頼できる人に相談する、またはお話を聞いてくれる人に、今の思いをお話しすること。

 そこまで出来たら、上司や権力を持っている人に相談あるいは現状を整理してお話し、どうしたいかを訴えること。でも、とっても難しいですか?そうですよね。出来るんだったらとっくにお休みしているし、誰かに現状を訴えていますよね。仕事のことで精一杯で、苦しくて、お休みも相談も出来ないから辛いんですよね。

 ではそんなあなたに過去私がハマった沼から抜け出せた経験から一言を。

「あなたは充分頑張りました。素晴らしい事です。なので、今あなた一人がお休みしても仕事は廻ります。そしてその仕事に対する責任はずっと上の上司が負うことであり、あなたに責任はありません。安心して。」

 これは、私の実体験から来ています。「No12. ピンチはチャンスだ」をご興味のある方はお読みください。5キロもやつれて追い詰められた経験談です。

 仕事は一生懸命やるべきなんですが、それと理不尽に耐えることとは違います。また自分の心と身体を犠牲にして遂行するもんじゃありません。もちろん成長過程では悩んだり苦しんだりする事は多々あるでしょう。でもその悩み・苦しみはポジティブなはずです。産みの苦しみとも言えると思います。

 反して、出口がない・単なる時間の浪費・便利屋扱いは、成長というより徒労です。その区別をしっかり冷静にしなくちゃいけない。

 でも現実は…って声が聞こえてきそうですね。現場毎の事情はあるし、直属の上司は見て見ぬふりをするし、同僚もみな忙しく頑張っているから、自分だけツライなどと言えないし…その気持ちわかります。

 でも、ツライ時は逃げていいんですよ。逃げるという事は自分を守る事でもあるんです。戦いの基本なのですが勝てそうもない敵がいたら、

  1. 万が一に賭けて戦う
  2. さっさと逃げる
  3. 敵の配下に付く

しか取る道はありません。どれがいいでしょうか。1.,3.は火中の栗を拾うようなものですね。そうです、2.が正解です。堂々と逃げてください。そんな敵のために大切なあなたを危険にさらしてはいけないんです。

 私自身は幸いなことに、反旗を翻して形勢逆転を図れました。でもそれは周りのフォロー、人間関係、仕事の質など、幸運な要素が揃っていたからにすぎません。辛さは一人ひとり違うし、感じ方もその人で異なります。どうぞ大切なご自分の心の声をしっかりと受け止めてあげて、楽しく仕事ができますように。

Andrew MartinによるPixabayからの画像