みなさま 田中かつゑです。この「かつ便り」もそろそろ3桁と回を重ねたので、中休みとして我が家のニャンコたちを順番にご紹介します。4匹目です。
No.4 へいた(男の子)
2013年の晩秋に野良猫の保護活動をされていらっしゃる方から譲り受けました。生後3ヶ月弱。No1 そうちゃん、No2 るいちゃん、No3 ああちゃんと一緒に捨てられていたそうです。
「おかあしゃん、おはよう、お腹空いた。お腹空いた。お腹が空いたんだよぉぉぉ。」
（あ～うるさい。この子はものすごくたくさん食べます。なのに、ひょろっと痩せっぽち。食べるのも早いので、他の仔のご飯まで奪ってしまいます。食事時間は戦いだ！みたいなノリです。）
「紐好き！もぐもぐもぐ・・・・・」
（ゴム、紐、ビニール等食べ物ではないものを食べてしまいます。（もちろん吐き戻します）一回は長い長い紐を食べ進めてしまって、慌てて引きずり出したこともあります。この子の近くにはうかつにものを置けません。）
「爪切り嫌い！やだ！やだ！ギャオォォォ！」
（へいたは力が強いんですよ。そして全身で爪切りを拒否。やっと終わるころには私の手は傷だらけです。とほほ）
「おかあしゃん、遊んで、遊んで、ねえってば！ 遊んでよ～!!!」
（間が悪いことに、私が家事で忙しくしている時に限って、足元にまとわりつき、叫び、抱きついてきます。私は当然忙しいので、適当に返事をしながら流しているのですが、彼は諦めません。
しまいには、私の身体をよじ登ってきます…爪が食い込んで痛いです…）
「眠いよぉ…」（チュバチュバチュバ…）
（眠い時、落ち着きたいとき、抱っこされた時、彼は指しゃぶりならぬ手のひらしゃぶりをします。私は密かに彼を『チュバ男』と呼んでいます。掌は唾液でべちょべちょ。当然その周りもべちょべちょ。その中で彼は幸せそうに眠りについています。）
「ねえねえ、遊ぼうよ～鬼ごっこだぁ」
ああちゃん「えっ？いやだよ。ボクのんびりしていたいの。」
「オラオラオラァ」
ああちゃん「！」
（飛びかかるへいたと、びっくりして逃げるああちゃん。結果として追いかけっこになるんですけどね。
いじわるをしたへいたは後日ああちゃんに同じことで仕返しをされます。）
「高い所が好きなの。ほら見て、柱だって駆け上れるんだよ！」
（我が家の柱はですね、古民家風に黒く塗っております。そして柱にはニャンコの爪痕とひっかき傷が無数に刻まれております。白木のままにしていた方が目立たなかったなぁ（遠い目））
私「へいた、どこ？どこに行ったの？おかあしゃんはお出掛けするから、お顔出して頂戴。」
「……」
（探すと見つからないんですね。先日は水屋箪笥の上で寝そべっておりました。我が家ではニャンコ仕様として、全ての背が高い家具の上にお座布団を敷いてあるので、丁度埋もれて見えなかったんです。それにしても、普段はうるさいくらいおしゃべりなへいたなのに、何故こんな時だけご返事しない？）
高校生のノリ。暴れん坊で甘えん坊のヤンチャな【へいた】でした。