役員メッセージ ニャンコ

かつ便りNo.104 ~ニャンコご紹介 その7~

 

 みなさま 田中かつゑです。この「かつ便り」もそろそろ3桁と回を重ねたので、中休みとして我が家のニャンコたちを順番にご紹介します。7匹目です。

No.7 ミミ(女の子)

 2021年の11月に我が家の仔になりました(いきさつについては「No.64 大丈夫なんだ」ご参考)。夏頃から我が家に現れたので、ご飯をあげていたのです。この仔は人間との触れ合いが皆無だったようで、全然慣れるそぶりがなく、中々保護ができずにいました。そろそろ冬に差し掛かったため、このままでは可哀そうと意を決して保護したのです。(ニャンコの方も捕まえられまいと必死に抵抗したため、私の腕は傷だらけになりました……)

 保護した時、彼女の頭にはダニが住み着いていて、完全駆除まで一ヶ月かかりました。他にも猫エイズのキャリアでもありました。辛い日々を過ごしたのだろうと思います。(“猫エイズは血液感染なので、猫同士が凄いケンカでもしない限り移りませんよ。また穏やかに暮らしていれば発症よりも本ニャンの寿命の方が早く来ますよ”、と獣医が私を安心させてくれました。)

 ミミはちびをお姉さんのように慕っていて、ちびから人への接し方、室内での過ごし方、トイレ、猫同士のコミュニケーションなど、飼いネコにとって必要な所作をすべて教えてもらいました。ミミはいつもちびに寄り添っています。やっとお友達ができたのね。良かったね。(ちびの方は時々「ひとりになりたいの…」と離れていきますが…)

「抱っこ嫌い!」

(未だに抱っこができません。頭を撫でられるようになるまでに3ヶ月程かかりました。野良猫時代に虐待されていた様で、人の手が自分にふいに近づくとビクッとします。ゆっくりと慣れて行こうね。)

「ガツガツガツ!」

(今ある物を、とにかく全部食べないと、次に食べられないかもしれない、みたいな危機感迫る食べ方をしていました。この頃やっと、ゆっくり食べることを覚えたようです。毎回の食事で腹十分目まで食べていたのでお腹がポッコリと出てきました。レディーなのに。。。)

「お爪、切るときはじっとしているってちびおねえちゃんに教わったの」

(ちびさま、ありがとうございます!あなたのお陰でミミは爪切りの時、抵抗せず暴れません。なんせ彼女が暴れると加減を知らないので、人間の方が流血騒ぎになるのです。)

「ちびおねえちゃんがいい子いい子してもらってる!アタシも!」

(自己表現に慣れていず、甘え方もまだまだぎこちないです。でも少しづつではありますが、人が自分を可愛がってくれるということは理解し始めています。その調子!)

「お外には行かないのっ!」

(なんか、我が家に避難している様な雰囲気ですねぇ。毎日ご飯が食べられて、撫でてもらって、ダニの痒みからも解放されて、雨風から逃れられて、ちびおねえちゃんもいる。彼女にとっては初めての安住の場所なのでしょう。)

ツンデレのデレを勉強中。野良から飼い猫に変身しつつある【ミミ】でした。