みなさま 田中かつゑです。ニャンコ達のご飯は朝6時と夕方5時です。但し平日は私の都合で夜8時位になる事が多いです。なのですが、彼らは夕ご飯を5時と認識している様で、休日に私が家にいると4時半頃からソワソワと。一匹が鳴き、二匹目が、三匹目が…と不ぞろいな合唱が始まります。うるさいです…。
先日10ニャンの健康診断を受けてきました。毎年の恒例行事なのですが、仔猫の時と比べ、どの猫も何かしらの要注意事項を指摘されるようになりました。小動物と一緒に生活なさっている方々は同じようなご経験はおありでしょうか。今年は3匹。投薬+点滴、投薬、加齢と様々でしたが。
No.8 こいわ(多分13歳越え)。最近お水を飲む量が増えたなぁ。トイレも頻繁に行くなぁと嫌な予感。やはり腎臓病でした。毎日の投薬と毎週の点滴治療が始まります。この仔はずっと外で厳しい環境を生き抜き、やっと我が家でのんびりと暮らせるようになった仔なので、治療も本ニャンの苦痛をなるべく取り除いてあげたいと思います。猫の腎臓病は完治せず、進行を遅らせる投薬だそうです。あと、どのくらいこいわが頑張れるのか分からないけれど、飼い主としてはいつものように穏やかにゆっくりと過ごして欲しいと切望しています。
No.6 ちび。No.3 ああちゃんと同じく、肝臓が悪くなりました。毎日の投薬が始まります。我が家のニャンコたちは錠剤単体を飲んではくれないので、砕いてウエットのご飯に混ぜ、与えます。お薬入りのご飯皿を他の仔が食べないように、また本ニャンがお薬入りのウエットを全部食べますようにと、毎日飼い主はニャンコたちを見張ります。多頭飼いならではの地味な煩わしさですね。ああちゃんはこの投薬を始めてから、血液検査の結果も落ち着き、本ニャンは毎日元気に走り回っています。ちびもお薬が効いて元気で過ごしてくれることを祈るばかりです。
そして、そして、納得!となったのがNo.2 るいちゃん。子猫の頃は抱っこが大好きだったるいちゃんが、この頃抱っこをのけ反って抵抗するようになりました。加え、怒りっぽくなったこと!(人間から見たら)突然、雄たけびを上げ、他の猫を威嚇しまくり、唸りまくり。るいちゃん怖いです、が続いていました。そのヒステリーは病院でも発揮され、血液検査はエリザベスカーラー+バスタオルぐるぐる巻きで人間に危害が及ばないように予防措置をとったのですが、暴れる事!採血用の注射針が抜け、満足な量の血液も採取できず。本ニャンは怒りまくり。獣医さん曰く、この診断は……「加齢」だそうです。ニャンコの中には加齢と共に抱っこや拘束を嫌う傾向になる仔もいる様で、猫同士でいるときに雄たけびを上げるのも加齢によって神経質になっている(人間で言うとキレやすくなる)からだと。この仔、御機嫌が良い時は天使なんですけどね。処方できる薬はなさそうです。(トホホ…)
他にもNo.10 ひなは(既に歯槽膿漏で数本抜歯していますが)1~2年後位に再び抜歯の手術が必要とか、No.7 ミミが肥満指摘をされるとか(ちなみに、ミミをキャリーバッグに入れることで、私の両手は血だらけになりました。三毛猫は神経質だそうで、意にそぐわないことをされた時、諦めよりも戦う傾向が強いようです)。9:00に開始したこの健康診断、全員が終わったのは11:30。たっぷり2時間半が経過していました。でも、私の手が傷だらけになろうが、病院代がかかろうが、みんなの健康が大事だからね。
いつも思うのですが、普段から細かくペットの様子を観察し、ちょっとでも「?」なことを発見または感じたら、迷わずかかりつけのお医者さんに連れていくことは本当に大事です。結果杞憂や笑い話になっても、手遅れや重症になるよりは、よっぽど良いかと思います。
…と偉そうにこのブログを書いていたら、「病院嫌いが何言ってるの?かつ(私の事です)は具合が悪くても、僕がお願いしても頑として病院に行かないじゃない。ニャンコも大事だけど、かつも自分の身体の声を聴いて、ちょっとでも異変を感じたら病院に行ってね。もう年なんだから。」と、遠くから息子の声が聞こえてきたような気がしました。